運送ドライバーは未経験でも転職できる? 必要な免許についても解説

運送ドライバーは未経験でも転職できる? 必要な免許についても解説

運送ドライバーの収入はいくら? 種類別の内容や給料形態などを解説

「この仕事は、未経験でも転職できるのか?」これは、運送ドライバーに限らずどんな職種の仕事であっても気になる疑問です。この記事では、未経験でも運送ドライバーになれるのかどうかについてまとめました。未経験の人が、運送ドライバーの志望動機で伝えるべきポイントについても解説していますので合わせてご覧ください。

未経験でも運送ドライバーになれるのか

結論から申し上げますと、運送ドライバーは必要な資格を持っていれば経験がなくとも働くことができます。未経験であっても、大型自動車免許を取得している場合や営業でクライアントへの納品経験があるなど何らかの経歴がある場合はさらに採用されやすいでしょう。特に現在は深刻な人手不足に陥っています。未経験でも運送ドライバーを希望される方は喜ばれるのです。

しかしその反面、運送ドライバーは経験のある人の方が採用においては有利だという事実もあります。トラックは大型車両ですから、トラックの運転経験があるということは採用する側にとっても安心です。求人に経験者優遇と掲示がある場合、会社はできるだけ運送ドライバーの経験者を採用したいという意図が含まれています。

一方で未経験者を採用して運転の研修を行ったり業務の指導を行ったりしている会社もありますので、未経験者を指導して、しっかりと自立できるまで手助けをする体制が整っている会社が「未経験歓迎」と求人に掲示していることもあります。

未経験である場合は、研修の制度や教育環境がきちんと整っているかどうかが、運送会社を選ぶ上でポイントになります。また、自分がこの会社で働くことができるのか判断する材料にするために、体験会を開いているところもおすすめです。40代や、50代の人でも運送ドライバーの求人を見つけることはできます。

運送ドライバーに転職する際の志望動機とは

志望動機で伝えることとして、運送ドライバーの仕事には何を求められるのか、という部分を深く考察しておけば、書類審査も面接も怖くはありません。

【運送ドライバーの志望動機で伝えること】
  • 運転するのが好きだということ
  • 運送ドライバーという働き方が自分に合っているということ
  • 自分には運送ドライバーに必要な資質を持ち合わせていること

運転するのが好きだということは、志望動機として単純な気もしますが大切な要素です。「運転が好きだからこの仕事を続けられる」という力にもなるからです。運送ドライバーは未経験であっても運送ドライバーのことや面接をする会社のことをよく調査した上で応募していることが採用側に伝われば、良い印象を与えることができます。志望動機では、今までの職務経験をまじえながら自分がこの仕事に向いていると思ったのでぜひやりたいと思った、という会話の流れで伝えるとよいでしょう。長所や得意なものなどを、これまでの社会人経験のエピソードを織り交ぜて伝えましょう。

採用側というのは、面接に来た人が自分の会社の仕事に堪えられるのか、すぐに辞めないかどうかを気にしています。例えば、建設資材の運送ドライバーは運ぶ荷物に重い資材などもあるため、最初は苦労を伴います。ここでくじけずに前へ進める人材なのかを見極められるのです。慣れれば楽に扱えるようになりますので、自分は運送ドライバーという仕事を続けられることができる人材だとアピールしてください。

このように、運送ドライバーの仕事は何を求められる仕事なのかをしっかりと分析してから志望動機を伝えましょう。

建設関係の運送ドライバーになるには

一口に運送ドライバーといっても、食材から重機まで運ぶ荷物の種類はさまざまです。何を扱う運送会社に所属するかによって取得するべき免許も異なることをご存じでしょうか?

技術の高さが求められるのはトレーラー運転手

まずは、土木建築の現場で活躍するトレーラー運転手についてです。トレーラーとは、一般的に運転席の後ろの荷台を切り離すことができる車両のことです。建設機械や重機など、大きな荷物を運ぶことが多く、キャリアや運転技術の高さを必要とする業務となります。トレーラー運転手になるために必要な免許は、大型1種運転免許とけん引免許です。運転技術の高さが求められるために経験者優遇ではありますが、免許を持っていて教育体制が整っている会社であれば未経験でも働けることもあります。

合わせて取得するといいおすすめの資格

トレーラーで運ぶ荷物の種類によって、取得しておくと有利になる免許も違ってきます。鋼材を運ぶ場合はフォークリフト免許や玉掛作業者などの免許があると有利です。玉掛けとは、クレーンのフックに荷物を掛けたり外したりする作業のことを指します。この玉掛け作業は、少し誤るとつり上げた状態の荷物が落下してしまい作業員が大けがをしてしまうなど大事故につながります。玉掛け用具の選び方を誤ったり、つり方を誤ったりすることが主な事故の要因です。

玉掛け作業者が身につけるべきことは安全に、荷物の上げ下ろしを行うために準備をどう調整するかということと、ロープなど玉掛けに使う道具をどのように使うか、ということです。転職先が、建設や鉄鋼関連の運送会社である場合は玉掛作業者の取得をおすすめします。

まとめ

運送ドライバーへの転職は、未経験でも免許を取得している場合は採用されます。また、運送ドライバーにも幅広く運ぶ荷物の種類があるため、自分が働きたいのはどのような会社なのかをしっかり確認してから資格を取得することも大切です。

ラフテルグループでは、土木建築の運送ドライバーを募集しております。さまざまな資格を生かせる建築現場で一緒に働きませんか? ご応募お待ちしております。

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