建築関係の仕事は無限の可能性がある!仕事の種類を紹介

建築関係の仕事に就く際、どんな職業に就くべきかお悩みの方もいるかと思います。建築と一口にいっても現場に出るのか、販売をするのかでも必要な資格が異なってくるので、どんな職業があってどんな資格が必要なのか説明したいと思います。

 

1. 建築関係の仕事

建築関係の仕事は、住宅等の建物を作る際にさまざまな角度から関われます。実際に建築に関わるのか、建築の販売促進に関わるのかでその職業は大きく異なります。

 

2. 建築に携わる場合の職業

実際に建築に関わる場合は、現場に出るか設計などの机の上で行うかでもその関わり方が変わってきます。

2-1. 建築士

建築士は国家資格の一つで、一般住宅から店舗、高層ビルまで多岐にわたる建築物の企画・設計・見積・施工管理などを行います。マイホームを自身の手で建築するのも夢ではなく、手に職をつけたい方にとってはうってつけの職業の一つです。

建築士の資格は、木造建築士、二級建築士、一級建築士の3つに分かれます。木造建築士は面積が300㎡以下、木造で2階までの建築物。二級建築士は、普通の住宅。一級建築士は、デパートや病院などの大型施設まで建設に携わることが可能です。

資格を取るには、高校・大学・短大・専門学校などの土木科を卒業した場合、二級建築士や木造建築士の資格試験を受けるために1~4年間程の実務経験が必要です。一級建築士を取得するには建築設計事務所や建設会社などに勤めながら実務経験を積み、資格を取得する必要があります。試験には学科の試験と設計製図の試験があり、両方に合格しなければなりません。

2-2. 測量士

測量士は工事予定地の正確な位置や高さ、長さ、面積などを専門的な機器と技術を駆使して測定し、そこで得た数値を基に図面などを作成する職業で、あらゆる建設工事において最初に行う仕事です。測量の結果によって開発計画を決定したり、建造物の建設条件を変更したりするので誤差のない正確な仕事が要求されます。

最近は、ドローンで撮影した情報をコンピューターで処理するなどしてIT技術を駆使しながら、仕事の効率化を図っています。資格を取るには国家試験に合格する必要があり、年齢や学歴不問で誰でも受験が可能です。測量士補から測量士になれる方法もあり、そのためには測量士補の資格取得後、測量に関する専門学校・養成施設において高度の専門知識と技能を習得する必要があります。

2-3. CADオペレーター

CADオペレーターは、ライトペンやタブレットを用いて、デザイナーや設計者が考えたアイデアを図面やコンピューター画面で3Dデータを作成する職業です。建築関係のみならず自動車や飛行機、各種機器メーカーなど幅広い分野で活躍できます。資格を取るためにはとくに条件はありませんが、CADソフトの操作ができるように短期スクールに通うなどの方法があります。

 

3. 建築物の販売や販売促進に関わる場合の職業

建築物の販売に関わる場合も、実際に販売をするのかインテリアに関わるかで仕事の可能性は大幅に広がります。

3-1. 住宅メーカー営業

住宅メーカーの営業は自社の住宅を販売する仕事です。自社で開発した住宅や注文住宅などを建設するほか、担当地域を回って、リフォームや建て替えなどの営業を行うこともあります。顧客の希望や思いや予算をしっかり聞き出し、それに沿ったプランを設計に関わる人に依頼し、契約した後は建築のスケジュール管理やほかの業者と連携を図り、引き渡しまでの仲介役になるのです。

営業によっては、簡単な設計図は自ら引くこともできる知識を持っている人もいれば、まったく建築とは関係ない仕事をしてきた人もいます。とくに必要な資格はありませんが、2020年に大幅な民法の改正があり、建築・不動産の法律が変化しているので、宅地建物取引士を取得することで信頼のある住宅メーカー営業として勤められます。

なお、宅地建物取引士を持っていないと顧客と住宅の売買を契約した際の重要事項の説明ができないので、住宅メーカー営業に就く際は取得するべき資格です。宅地建物取引士は一年に一回の国家試験に合格し、実務経験が2年未満の人は宅建士登録実務講習を受けることで取得できます。

3-2. インテリアコーディネーター

インテリアコーディネーターは住宅の照明や壁紙などのアドバイスや、具体的な商品の選択を行います。住生活に対する価値観・ライフスタイルなどをきちんと把握し、住む人の立場に立って快適な住空間を提供する仕事です。住宅メーカーの販売促進で新築住宅のお披露目をする際に依頼を受けることもあり、住宅をどのように使えるかの可能性を広げる役割を果たすこともあります。

資格を取るための条件はとくになく、インテリアコーディネーターの資格試験に合格することでその資格を名乗れますが、別段資格がなくてもインテリアコーディネーターとして仕事をすることが可能です。

 

4. まとめ

建築に関わる仕事は、実際に建物を建てる場合と建物を販売する場合で多岐にわたることがおわかりいただけたかと思います。株式会社ラフテル(ラフテルグループ)では建築関係の仕事を募集しています。建築関係の仕事に就きたい方はぜひ一度お気軽にお問合せください。

電話番号: 03-6663-8280
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